若白髪とは

白髪は老化現象のひとつという認識がありますが、10代や20代の人でも白髪がある人はいます。それを若白髪と呼んでいます。今までは、若白髪の原因は遺伝とされてきましたが、最近では食生活やストレスも原因とされ、年々若白髪で悩む人も増えているようです。

若白髪の根本的原因は、メラノサイトの機能低下とされています。髪を黒い色にしているのはメラニン色素です。シミ・そばかすもメラニン色素ですね。このメラニン色素を生み出すのがメラノサイトなのです。体内で髪が作られた時点では、白髪の状態なのですが、これにメラニン色素が色をつけることで、それぞれ個性がある髪色となるわけです。

ストレスや、食生活、遺伝、老化などが原因でメラノサイトの機能が低下すると、髪に色をつけることが出来ずに白髪のままで生えてしまいます。こうして白髪はできるのです。普通の若白髪では本人も気付かないうちに生えてえいて、気付いた時にはちらほら白髪がある。という場合が主です。そうではなく、急激に白髪が増えたのならば、自己免疫疾患などの病気が潜んでいる可能性があるので、受診してみた方がいいでしょう。

突然に若白髪が生えた場合に疑われる病気として、甲状腺疾患(甲状腺におけるホルモンの産生、分泌に異常が起こる)。悪性の貧血。尋常性白斑(皮膚の色素が脱色する為、その部分の髪も白くなる)。フォークト・小柳・原田病(血液中のリンパ球が自分の髪の色素細胞などを破壊してします)などがあります。

白髪を黒髪に戻す研究があちこちでされています。京都大学では、毛根部のバルジというところに色素幹細胞(色を発色する仕事をする)が存在することを発見しました。これからさらに研究が進むと、近い将来若白髪を改善できるかもしれません。

若白髪の原因は現在はっきりと解明されていません。ですから出来ることと言えば目立たないように染めるという対処的療法と、予防を心がける、ということになります。長期にわたり染めることになるので、髪や地肌に負担の掛かりにくい、自然素材のものを使いましょう。食生活に気をつけ、健康的な生活習慣を送りましょう。

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